2015年07月27日

立ち退き料の交渉は、大家さんとの我慢比べ

うーん。
できればサポートしたいのだが、
すでに立ち退いてしまったとか、
最近、既にどうにもならない相談が多い…。



退去した後では、立ち退き料はとれません。



大家さんの目的は立ち退いてもらうことだけです。
しかも速やかに。



だから、立ち退いた後で立ち退き料を請求したところで、
支払おうとは思いません。



契約違反もないのに、立ち退き要求されたら、
まずすぐに当事務所までご相談下さい。



大抵の立ち退き理由など、
正当事由になりません。



立ち退き要求してから6ヶ月が経過したから支払わない!
と豪語する大家さんが多いですが、どういう言い方ですか。



自分の都合で居住者に大きなご負担をお願いしているのですよ!?



誠意をもってお願いして下さい!



立ち退き要求されたら、決して新居を探さず、
立ち退き料の合意ができて、できれば入金してもらった後で
探し始めて下さい。



立ち退き料の交渉は、大家さんとの我慢比べです。



精神的に落ち着かないでしょうけど、
折れないで下さい。
折れなければ決して負けることはありませんからね。




2015年07月07日

私の力不足ですかね?

特殊詐欺の中のひとつである競馬詐欺で
70代の方が5600万円もの詐欺被害に遭ったそうですね…。



「会員になったら競馬の当たり馬券を教える」



などと言われ、何度も何度も振り込まされたようです。



競馬情報業者は、相手を見て振り込ませる金額を変えてきます。
相手を見て、とは、どの程度の財産を持っているのかを
巧みにヒアリングした上で、ということです。



あまりお金を持っていない方には、
所持金を全て振り込ませたら、すぐに借金を勧めます。
借り方を教えます。
それもインチキで、給料を本当より多くもらっているかのように
申告することを勧めます。



お金を持っていることを把握したら、
当然それを全て奪ってやろうと考え、
競馬情報料金をそれなりに吊り上げるために、
それに見合う『確実に回収できる配当金』を吊り上げます。



最後は同じですが、所持金がなくなれば、
やはり借金を勧め始めます。



まさに、血も涙もない、人ではない、という連中です。
詐欺師というものはちっ(怒った顔)
必死で働いて稼いだ生活費を、
楽して奪った上で、その人の生活が崩壊することなど
何とも思っていないですからね。



少しでも早く当事務所のブログやHPを見つけられれば、
被害も少しでも少なくなるのではないかと思いますが…。



でも、残念なことに、確実に儲かる話はないと
何度説明しても、当たる業者はありますよ、などと
有り得ない妄想を捨てきれない方がおられることです。



私が、それでもしつこくやめるよう説得すると、
今度は私に対して噛みつきだす方がいるのには
参りますふらふら
私より、詐欺師を信用しているということになるので、
やり切れません。



私の力不足でしょうか…。




とにかく、自分で気付くしかありません。





2015年06月09日

『立ち退き料は請求できますか?』

立ち退きの相談で本当によく聞かれるのが、



『立ち退き料は請求できますか?』



というものです。



大抵のケースで請求できますから、
請求できますとお答えしますが、
それだけで安心なさる方が多いのですね。



請求することは出来ますが、
請求しただけで、その請求額が確定するわけではありません。
もちろん、大家さんに支払う義務があるわけでもありません。
でも請求できます。



この感覚が良く分からないのだと思います。



大家さんから請求されて初めて請求できる立ち退き料ですが、
大家さんが支払うと言わなければ、支払ってもらえることはありません。
しかし、それなら借主には立ち退く義務はないため、
立ち退かないことで対抗できます。



立ち退かないと言われれば、困るのは大家さんで、
どうしても立ち退いて欲しいなら、立ち退き料について
交渉に応じる必要が出てきます。



双方のこの微妙な立場を利用し、バランスを取りつつ、
うまく話をまとめることが必要となります。



上手く話をまとめるには、大家さんや、不動産業者たちと
対等以上に渡り合う必要があり、
基本的には、ほとんど初めての経験である借主の方が
単独で話を上手くまとめるのは困難であると思います。



だから、立ち退き料を請求できるからと安心せず、
餅は餅屋、
専門家にご相談下さい。