2014年04月15日

北九州予備校に対する学費を返還しない契約条項の差し止め命令判決

予備校の中途退学者に学費を返還しないと定めた契約条項は消費者契約法に違反するとして消費者団体「大分県消費者問題ネットワーク」(大分市)が、大手予備校「北九州予備校」を運営する学校法人「金沢学園」(北九州市)に条項の差し止めを求めた訴訟で、大分地裁(宮武康裁判長)は14日、差し止めを命じる判決を言い渡した。




という毎日新聞ニュース毎日新聞( 4月14日(月)14時14分配信)がありました。




要するに、今後の在学契約については
学費を返還しないということができないというものです。
ただ、実質判決以前の契約についても、返還をする方向で
対応する可能性はあるのではないでしょうか。




大学などでは、在学期間が比較的長期間に渡り、
入学時期は限られ、定員についても厳しく、
退学したからといっても、授業料を返還すれば損害になるので、
原則返還する義務はないとされていますが、
予備校はこの点違います。




基本的に1年間以内であり、入学時期は3月や4月頃からでは
あるものの、中途で入学することも可能であり、
定員はあるといっても厳格ではなく、希望者がいれば入学
させることができるなどの事情から考えれば、
退学しても損害が発生するとは到底思えません。




よって、この判決は全く妥当だと思います。




しかし、大学についても、4月になれば全額が損害となり、
一切返還しなくても良いという判決には多少異議があります。
損害はあるでしょうけれど、全額というわけではないでしょう。
授業は受けないのですし、教授は一切対応しなくて済むし、
施設も利用しないのですからね。




たとえば、前期分だけは支払うべきで、1年分支払っている場合は
後期分は返還すべき、とか、ある程度生徒側に譲歩した判決に
ならなかったものかなとは良く思います。




http://henkanseikyu.com/
(入学金・授業料返還請求相談窓口)




この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。